山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

一般

山河海空ブログ 一周年記念

ついに本ブログを開始してから一年経ちました. 初日の記事を読み返してみると,「最低でも3年位は書き続けてみたいと思います.」とあります.毎日,毎日記事を書くのがこんなに大変とは思ってもみなかったのですが,とにかく歯を食いしばりながら書き続け…

3月3日はひな祭り,そして桃の節句

3月3日のはひな祭りです.昔から,女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です.内裏雛(だいりびな),三人官女(さんにんかんじょ),五人囃子(ごにんばやし),随身(ずいじん、ずいしん),仕丁(しちょう)などの人形を飾ります.桜や橘,桃の花など木々も飾…

「折り紙」と「あや取り」と「けん玉」

平昌での冬季オリンピックが終了し,いよいよ2020年の東京オリンピックが目前に迫ってきました.外国からのお客さんが増えてきますので,日本の文化を紹介する機会も増えてくることと思います. 今日は,昔からの日本の伝統芸で,折り紙,あや取り,けん玉に…

3月は弥生(やよい),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では3月を弥生(やよい)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて…

ものを磨くこと

普段の生活が乱れがちになると,意識が散漫になり物事に集中できなくなります.イライラしたり,憂鬱になったりして,自分がコントロールできない気持ちになります.そんな時に自分の趣味などがあれば良いのですが,趣味に入り浸ったってしまう弊害もありま…

春一番

以前にご紹介したアプリ「歳時記カレンダー」は毎日旬の言葉を届けてくれます.昨日は「春一番」でした. 春一番とは,立春から春分の間に,その年に初めて吹く南寄りの強い風と定義されています. この風が吹くと気温が上昇し,春の訪れを感じさせます.ま…

まず,水を飲む習慣

今年になってから「習慣+」として,意識的に良い習慣を増やしていこうと試みています.ダメな習慣を減らし,良い習慣を加えることによって生活全体を改善していく意図で始めました. 現状では20程度の習慣が増減しています.その中で,初めて良かった習慣の…

東京の雪 今日2月22日は東京で小雪が降っていました

今日は東京で小雪が降っていました.もう二月も後半なので,あと何回位雪が降るのでしょうか. 東京の過去の降雪記録を調べてみました.とりあえず,10年間遡って確認してみました.

散歩時の速聴と使用しているアプリ(iPhone,iPad)

散歩中に音楽や音声を聴いています.歩く状況や気分に応じて,音楽や音声をプレーヤーやポッドキャスト,オーディブルなどで聴きますが,たいていは約二倍速で聴いています. 聞きなれた曲を1.5倍速位で聴くと新鮮です.音声などは情報入力なので早い方が良…

5日月と昨日の梅園の補足

夜8時頃散歩していたら西の空に5日目の月が出ていました.今日は旧正月5日なので,5日月と言うのでしょうか?まだ,細い月ですが太陽が沈んだ後,太陽を追いかけるように西の空に浮かんでいます.同時刻に観察すると,日に日に東の方へ移動していきます. 梅…

第8週の花草木 ウメ 梅

週末に近くの梅園に行ってきました.品種にもよりますが,概ね満開でした.青空に梅の花が映えていました.桜ももうすぐです. また,花粉の季節がやってきました.外を歩いていると目がチクチクします.鼻も何となくムズムズ.約一ヵ月,なんとか乗り越えね…

旧暦2033年問題について

昨日は旧暦の1月1日でした.日本において旧暦とは1844年(天保15年)に定めた天保暦を指します.江戸時代から1873年の明治6年まで使用され,現在も天保暦ルールを使用しています. 特に閏月の置き方が重要なのですが,1912年(明治45年)になってから明文化され…

今日2018年2月16日金曜日は旧暦の1月1日です.150年程前では今日が「新年おめでとうございます」の日でした

いわゆる旧正月ですが,日本ではほとんどの地域で忘れ去られてしまいました.ご先祖様に思いを寄せる人達は新年を心の中で迎えて新たな年の始まりを祝いましょう.

今日2018年2月15日木曜日は旧暦の12月31日大晦日です

昔のことを勉強するにあたって,旧暦を意識するのも面白いもので,季節感のズレを体感することができます.旧暦は過去において長い間利用されてきて,日本の文化に深く根付いていました.歴史上の文化を深く知るにはある程度関心を持っていた方が良いかと思…

今,読書中の本:家康,江戸を建てる 門井慶喜

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:家康,江戸を建てる 著者:門井慶喜 出版社:祥伝社 良書です.本書は昨年2017年5月1日の記事でも紹介しました.以前はオーディブルで散歩中に聴きました.今回は成書を手にして読書…

今,読書中の本: 神社とは何か?お寺とは何か?

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:神社とは何か?お寺とは何か? 著者:武光誠 監修 出版社:ペン編集部,阪急コミュニケーションズ 良書です.神社とお寺についてポイントを押さえて対比してあるので,初心者にはわか…

宝永(ほうえい)年間 地震,噴火の時代 ひょっとして「今」と似ている?

忠臣蔵の元禄を紹介しました.元禄の次の宝永は興味深いので紹介します.この頃は地震や噴火など災害が多発しました.前の元禄の平和がうそだったように,急に雲行きが怪しくなりました.1703年11月22日の元禄地震を受けて宝永と改元しました.それでも,大…

元禄(げんろく)年間 平和の時代

昨日の忠臣蔵 討ち入り事件とは江戸時代 元禄年間の出来事です. 元禄年間とは,1688年から1704年で,天皇は東山天皇,江戸幕府将軍は徳川綱吉の時代です.綱吉と言えば,生類憐みの令.この令は前の貞享(じょうきょう)年間から始まります.今に例えれば,動…

旧暦元禄15年12月14日の討ち入りと月の形と位置

チョット時期が外れていますが,昨日旧暦の話が出てきましたので,江戸時代の有名な事件である忠臣蔵の討ち入りについて考えて見ます. 忠臣蔵の討ち入り 事件の発生は,元禄15年12月14日となっています. ただし,江戸時代は午前0時から翌日としないで,夜…

旧暦の2018年1月1日は2月16日金曜日です.

何度も本ブログ紹介しましたが,旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(別名天保暦)は明治6年から現在の新暦(グレゴリオ暦,太陽暦)に変わりました.2月16日に旧暦の正月を迎えるにあたって,旧暦と月の関係を見ていきます. 旧暦の良い所 旧暦である,太陰太陽暦は太陽…

今日,2018年2月4日 日曜日は立春です

立春というのは立春2月4日から始まる二十四節気の第一番目です.定気法では太陽黄経が315度となる瞬間(または日)ですが,この日から立春という節気が始まります. 太陰太陽暦(旧暦)では毎1日を新月(朔)としているので,旧暦の1月1日と立春とは一致するとは限…

今日,2018年2月3日土曜日は節分,そして明日2月4日は立春です.大寒は今日までです.

今日,2018年2月3日土曜日は節分,そして明日2月4日は立春です.大寒は今日までです. 寒い冬もいよいよ終わり,だんだん,日が長くなっていきます.待ちに待った春の訪れです.草木も芽を整え,花咲くときを待っています. 節分と立春は第二のお正月です. …

2月は如月(きさらぎ),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では2月を如月(きさらぎ)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせ…

本を読むとき全てを読んで理解すべきでない理由

先日,速読の本をを数冊読んで,タイトルにあることを理解しました.せっかく買った本だから全てを吸収してやろうという「ケチケチな気持ち」では大切な時間と集中力を無駄に使う事になり,大事な内容が薄まってしまい,読みたい本が読まされる本となってし…

雪かきの方法 雪国の雪かき,都会の雪かき,第三の雪かき

昨日23日,東京では前日から明け方まで降った雪が積もっていました.散歩に出かけると,あちらこちらに小さな雪だるまおいてありました. 残った雪を雪かきしている人がいました.歩きながら観察してみると大きく分けて三通りの方法があるようです.「雪国の…

図鑑の効用 想像力,創造力養成のツールとして

子供の頃,図鑑を見ながらイメージを膨らませて空想に耽っていたことはありませんか?漫画やアニメを見た後,自分がヒーローになりきっていたことがあるのでは? その昔,映画を観て映画館から出てくる人達は,上映している映画の内容を反映していたと言われ…

「アクエリアス」ときいたら何を思い浮かべますか?

みずがめ座が浮かんだら,そうとう星占いに詳しい人だと思います.私などコカ・コーラの飲料を思い出してしまいます. Aquariusはラテン語なので,そのまま読めばアクアリウスに近い読み方だと思います.英語読みでアクエリアスです. ところで,なぜ,みず…

今日2018年1月20日土曜日は大寒(だいかん)です.定気法と平気法

大寒と書いて「だいかん」と読みます.寒さが最大の頃と思って良いでしょう.一年で最も寒い季節です.実際に各地で最低気温の記録が出やすい時期でもあります. 二十四節気の大寒 一年を二十四に分けてそれぞれに特徴ある名前がついています.1年12カ月の24…

今,読書中の本:古文書を読もう 森安彦

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:古文書を読もう 著者:森安彦 出版社:講談社 良書です.古文書が読めるように勉強するには最適だと思います. 先日の歴史関連二書に影響を受けて,古文書を読みたい気持ちが出てきま…

今,読書中の本:日曜日の歴史学 山本博文

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:日曜日の歴史学 著者:山本博文 出版社:東京堂出版 良書です. 昨日紹介しました「江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた」と重なる内容もありますが,こちらの本では,当時の資料を…