山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

読書

本の紹介: おもしろくてためになる暦の雑学事典

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 書名: おもしろくてためになる暦の雑学事典 著者: 吉岡安之 出版社: 日本実業出版社 天文学の兄弟として発展してきた暦については解明することがほとんど残されていない為か,さほどじゅうようしされなく…

難語: 般若心経

般若心経に出てくる漢字で日常使われていないものを集めました. 菩 ぼ 梵語の音訳字.菩薩(ボサツ)として使われます. 薩 さつ 梵語の音訳字. 羅 ら 梵語の音訳字.外国語の音訳字.絡(から)み織りの一種.網目のように織られた薄地の絹の織物.網. 蘊 う…

最近,般若心経を読んでいます

最近,般若心経を聴いています.人類の至宝とも言われるテキストを葬式の時だけに紐解くのはもったいないと思っていました.内容はどういうものなのか,あらためて見直してみようという意味で聴き始めました. 何度も何度も聴くことで,耳で覚えたいと思いま…

本の紹介:「科学にすがるな!」,その後の関連読書

佐藤文隆氏の「科学にすがるな!」を読んだ後,佐藤ワールドをよりよく理解するために以下の著作を読みました. 「科学者には世界がこう見える」 佐藤文隆著 「科学者,あたりまえを疑う」 佐藤文隆著 「歴史の中の科学」 佐藤文隆著 「佐藤先生の量子論」 佐…

本の紹介: 型破りの発想力

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 書名:型破りの発想力 著者:齋藤孝 出版社:祥伝社 本書は世阿弥,宮本武蔵,松尾芭蕉,千利休,葛飾北斎を材料として,展開しています.彼らから,ずば抜けた創造性,意欲,集中力,着眼点などを学べるよ…

本の紹介: 99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 書名:99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方 著者:竹内薫 出版社:光文社新書 科学の基本は「世の中,ぜんぶ仮説にすぎない」という事を,飛行機はみんなが使っているけれど,実は「飛行機はなぜ…

本の紹介: 100の思考実験

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 書名:100の思考実験 著者:ジュリアン・バジーニ 出版社:紀伊國屋書店 本書は短編のSF小説集の様に,100の題材についてそれぞれ独立して読むことができます.世のなかには常識で正しいとされていることが…

本の紹介: 上達の原則

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 現代は技術と社会が急激に変化している最中なので,多くのことを学び,新しいことに対応していくことが要求される時代です. 本書は上達するための原則を様々な視点から説明してあります.第4章には「すぐに…

本の紹介: 宇宙の7大テーマ

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 書名:宇宙の7大テーマ 編集者:水谷仁 出版社:株式会社 ニュートン プレス 良書です.梅雨も明けて,七夕や木星,火星など天文のテーマ満載の今の時期に星空を見上げて思いを宇宙のかなたに向けてみてはい…

本の紹介: もたない男 中崎タツヤ著

今,私が読んでいる本で,良いものを紹介します. 最近読んで面白かった本です. 「もてない男」では無く,物を極力「もたない男」です.1955年生まれの漫画家で,いつも何か捨てるものはないか,探し回っているそうです. 事務所として借りている部屋はほと…

本の紹介: バベルの図書館 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」より

バベルの図書館 La biblioteca de Babelという短編小説を知っていますか? ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899-1986)というアルゼンチン出身の作家によるものですが,奇妙なお話です. バベルの図書館 無限大に書籍を集めた架空の図書館の話です.この図書館の特…

今,読書中の本: 脳をつくる読書 なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:脳をつくる読書 なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか 著者:酒井邦嘉 出版社:実業之日本社 良書です.昨日の記事ではアナログ的電子化に触れました.本書の内容は関連しています.…

今,読書中の本: 問題は解決するな Kan

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:問題は解決するな 著者:Kan 出版社:株式会社ヴォイス 良書です.本のタイトルが「問題は解決するな」で初めから???という本です.冒頭文では,「問題を解決しようとするのは無駄…

今,読書中の本: アイデア大全 想像力とブレイクスルーを生み出す42のツール

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:アイデア大全 著者:読書猿 出版社:フォレスト出版 良書です.実はアイデアの出し方,ものの考え方を事典としてまとめた本は私の書棚に何冊か眠っています.かなり昔から集めていま…

今,読書中の本: ぼくのとなりの野草 上野邦雄著

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:ぼくのとなりの野草 著者: 上野邦雄 出版社:青山ライフ出版,星雲社 良書です.本書は身近な野草について270ページまで一種1ページで2-3枚の写真と説明で淡々と編集されているデー…

今,読書中の本:家康,江戸を建てる 門井慶喜

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:家康,江戸を建てる 著者:門井慶喜 出版社:祥伝社 良書です.本書は昨年2017年5月1日の記事でも紹介しました.以前はオーディブルで散歩中に聴きました.今回は成書を手にして読書…

今,読書中の本: 数学と方法 野崎明弘 もっと数学が好きになるヒント

今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:数学と方法 著者:野崎明弘 出版社:東京図書 良書です.数学との付き合いは長いのですが,はるか昔の高校生の時以来,どのように付き合っていけば良いのか最も悩まされた分野です. …

本を読むとき全てを読んで理解すべきでない理由

先日,速読の本をを数冊読んで,タイトルにあることを理解しました.せっかく買った本だから全てを吸収してやろうという「ケチケチな気持ち」では大切な時間と集中力を無駄に使う事になり,大事な内容が薄まってしまい,読みたい本が読まされる本となってし…