山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2018年5月21日は小満です.太陽黄経60度

小満(しょうまん)は,二十四節気の第8. 現在広まっている定気法では太陽黄経が60度のときで,毎年5月21日頃です.この日から,次の節気の芒種前日までの期間のことも小満と言います. https://www.youtube.com/watch?v=_qw9PurK-dI 5月21日。小満。(俳句カ…

2018年5月5日は立夏です.太陽黄経45度

https://www.youtube.com/watch?v=E_yg-1rJVZA [京都二十四節気] 立夏 今年(2018年)の立夏は5月5日です.二十四節気の7つ目で,「春が極まり夏の気配が立ち始める日」,暦の上での夏の始まりです. 立夏から立秋の前日までが,暦の上での夏となります.今年…

5月5日はこどもの日です.

https://www.youtube.com/watch?v=bJndCblEXy4 ~鯉のぼり(いらかの・・・)~ ダークダックス https://www.youtube.com/watch?v=iXs2fybyJFY ~こいのぼり~ はいだしょうこ こどもの日は実は端午の節句.端午とは五節句の一つで,男子の健やかな成長を祈…

5月4日はみどりの日です.

みどりの日(みどりのひ)は、日本の国民の祝日の一つです.1989年(平成元年)から2006年(平成18年)までは4月29日でした. 4月29日は昭和天皇の誕生日で,「天皇誕生日」とされていましたが,「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから…

5月は皐月(さつき),旧暦と和風月名について

https://www.youtube.com/watch?v=HFdWO2jnXP0 4K] 直指庵 (皐月) 京都の庭園 Jikishi-an [4K] The Garden of Kyoto Japan 約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では5月を皐月(さつき)と呼んでいました.これを「和風月名」…

2018年4月20日は穀雨です.太陽黄経30度 郵政記念日でもあります

穀雨は二十四節気の第6番目です.春分-清明-穀雨-立夏と続きます.穀雨とは,穀物の成長を助ける雨のことです. 「春雨降りて百穀を生化すればなり」 [京都二十四節気] 穀雨 https://www.youtube.com/watch?v=2l6sZq9_JWQ 穀雨の終わり頃の立夏直前に八十八…

2018年4月17日は土用の入りです.太陽黄経27度

土用と言えば丑の日のウナギが思い浮かびますが,実は土用は年間に4回あります.立夏・立秋・立冬・立春の前約18日間が土用です. 土用はそもそも古代中国の五行思想(ごぎょうしそう)から来ています.五行思想というのは,万物が木・火・土・金・水の5種類か…

4月は卯月(うづき),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では4月を卯月(うづき)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて…

今日,2018年3月21日は春分日です

桜も花開き春が来たと思ったら,今日は寒くなりました.冷たい雨やところによっては雪も降っています. 今日は春分の日です.天文学では春分日(しゅんぶんび)と呼びます. 正確には太陽が春分点を通過した瞬間(太陽黄経0度)が春分で,その瞬間を含む日が春分…

啓蟄 二十四節気の三つ目

今日3月6日火曜日から3月21日水曜日までが啓蟄です.二十四季節の3つ目です. 1.立春 2.雨水 3.啓蟄 4.春分 啓蟄の啓は「開く」という意味で,蟄は虫が土中に隠れている様を表していますので,啓蟄は「冬籠りしていた虫が這い出る」という意味になります. …

3月3日はひな祭り,そして桃の節句

3月3日のはひな祭りです.昔から,女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です.内裏雛(だいりびな),三人官女(さんにんかんじょ),五人囃子(ごにんばやし),随身(ずいじん、ずいしん),仕丁(しちょう)などの人形を飾ります.桜や橘,桃の花など木々も飾…

3月は弥生(やよい),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では3月を弥生(やよい)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて…

旧暦2033年問題について

昨日は旧暦の1月1日でした.日本において旧暦とは1844年(天保15年)に定めた天保暦を指します.江戸時代から1873年の明治6年まで使用され,現在も天保暦ルールを使用しています. 特に閏月の置き方が重要なのですが,1912年(明治45年)になってから明文化され…

今日2018年2月16日金曜日は旧暦の1月1日です.150年程前では今日が「新年おめでとうございます」の日でした

いわゆる旧正月ですが,日本ではほとんどの地域で忘れ去られてしまいました.ご先祖様に思いを寄せる人達は新年を心の中で迎えて新たな年の始まりを祝いましょう.

今日2018年2月15日木曜日は旧暦の12月31日大晦日です

昔のことを勉強するにあたって,旧暦を意識するのも面白いもので,季節感のズレを体感することができます.旧暦は過去において長い間利用されてきて,日本の文化に深く根付いていました.歴史上の文化を深く知るにはある程度関心を持っていた方が良いかと思…

旧暦元禄15年12月14日の討ち入りと月の形と位置

チョット時期が外れていますが,昨日旧暦の話が出てきましたので,江戸時代の有名な事件である忠臣蔵の討ち入りについて考えて見ます. 忠臣蔵の討ち入り 事件の発生は,元禄15年12月14日となっています. ただし,江戸時代は午前0時から翌日としないで,夜…

旧暦の2018年1月1日は2月16日金曜日です.

何度も本ブログ紹介しましたが,旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(別名天保暦)は明治6年から現在の新暦(グレゴリオ暦,太陽暦)に変わりました.2月16日に旧暦の正月を迎えるにあたって,旧暦と月の関係を見ていきます. 旧暦の良い所 旧暦である,太陰太陽暦は太陽…

今日,2018年2月4日 日曜日は立春です

立春というのは立春2月4日から始まる二十四節気の第一番目です.定気法では太陽黄経が315度となる瞬間(または日)ですが,この日から立春という節気が始まります. 太陰太陽暦(旧暦)では毎1日を新月(朔)としているので,旧暦の1月1日と立春とは一致するとは限…

今日,2018年2月3日土曜日は節分,そして明日2月4日は立春です.大寒は今日までです.

今日,2018年2月3日土曜日は節分,そして明日2月4日は立春です.大寒は今日までです. 寒い冬もいよいよ終わり,だんだん,日が長くなっていきます.待ちに待った春の訪れです.草木も芽を整え,花咲くときを待っています. 節分と立春は第二のお正月です. …

2月は如月(きさらぎ),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では2月を如月(きさらぎ)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせ…

今日2018年1月20日土曜日は大寒(だいかん)です.定気法と平気法

大寒と書いて「だいかん」と読みます.寒さが最大の頃と思って良いでしょう.一年で最も寒い季節です.実際に各地で最低気温の記録が出やすい時期でもあります. 二十四節気の大寒 一年を二十四に分けてそれぞれに特徴ある名前がついています.1年12カ月の24…

ななくさがゆ(七種粥)

春の七種や餅などを具材にした塩味の粥を1月7日に食べる習慣があります.これは平安時代ごろから始まりました. 春の七種 春の七種は以下の通りです(秋は七草と書き,春は七種と書きます). せり 芹 セリ なずな 薺 ナズナ(ぺんぺん草) ごぎょう 御形 ハハコ…

2018年1月5日金曜日は寒の入りです

正月の好天も曇天となり,日中でも日射しが無く寒いです.今日1月5日(金)は「寒の入り」です. 昨年12月22日の冬至から半月が経ち,次の節季の小寒 ショウカン が始まります.小寒の次(半月後)は大寒 ダイカンです.大寒の次(半月後)に来るのは立春です. 寒…

1月は睦月(むつき),旧暦と和風月名について

約150年前まで使われていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では1月を睦月(むつき)と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が自然と密着していた昔は生活を季節に合わせて過ごしていました.和風月名の他にも季節や行事に合わせて…

新年おめでとうございます!

今年もよろしくお願い申し上げます.

2017年最後の日を迎えて

いよいよ今年も最後の日となりました.皆さんにとって2017年はいかがでしたか?私にとって,今年のもっともの大きな出来事はこのブログを始めたことでした.内容の出来如何は問いませんが,アウトプットの手段がひとつ増えたのは意義深いことです. 今までの…

12月22日金曜日(2017年)は冬至です

冬至は北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日です.日照時間が最も短くなります.冬至を境に6月の夏至に向かってだんだん長くなっていきます. 冬至は北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日です.日照時間が最も短くなります.冬至を境に6…

12月は師走 旧暦と和風月名について

約150年前の旧暦である太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では12月を師走と呼んでいました.これを「和風月名」と言います.師走は今も昔も忙しく,まだ現役で使われている言葉ですね. 生活が今より季節(自然)と密着していた昔は自然に愛着心を持ち,生活のほうを…

アプリ「歳時記カレンダー +」のすすめ (続)と季節感

昨日お勧めした歳時記カレンダー +を私も使い始めました.昨日設定した通知も作動し,お昼に通知が届き,確認しました.季節感を歳時記カレンダーで確認して,あたりの風景を見回してみるのも面白いと思います. ちなみに,今日は, 11月30日 小雪 北風木の…

11月は霜月 旧暦と和風月名について

11月に入りました.だんだん寒くなり,日に日に厚着になっていきます. さて,約150年前の旧暦である太陰太陽暦(天保暦1844-1872)では11月を霜月と呼んでいました.これを「和風月名」と言います. 生活が季節(自然)と密着していた時代では自然に愛着心を持…