正月の好天も曇天となり,日中でも日射しが無く寒いです.今日1月5日(金)は「寒の入り」です.
昨年12月22日の冬至から半月が経ち,次の節季の小寒 ショウカン が始まります.小寒の次(半月後)は大寒 ダイカンです.大寒の次(半月後)に来るのは立春です.
寒の文字を見るだけで寒そうですが,実際に一年で最も寒い時期となります.小寒の始まりから大寒の最後の日までの一月間を寒中 カンチュウといいます.
また,大寒が終わった翌日の立春(2018年は2月4日)を「寒の明け」といいます.
二十四節気 ニジュウシセッキ
小寒,大寒,春分など1年を24分して,それぞれに名前が付いています.1年は12カ月なので,各節季は半月です.
二至二分
二十四節気の中には4つの主役がいます. 春分,夏至,秋分,冬至です.この4つを二至二分といいます. それぞれ四季の代表で,天文学上の意味もあります.それぞれの季節の真ん中になります.
四立
それぞれの季節の始まりも重要です. 立春,立夏,立秋,立冬がそれぞれの季節の始まりです.この4つは四立です.
八節
二至二分と四立を合わせて八節といいます.四季を前半始めと後半始めになります.具体的には,
四季(前半,後半) 春:立春,春分 夏:立夏,夏至 秋:立秋,秋分 冬:立冬,冬至
二十四節気
八節それぞれを「リーダー」として2つづつ節季を加えて ,(3節季)をひとまとまりにします.各四季は3+3=6節季で成り立ちます.
春 (全部で6節季)
夏 (全部で6節季)
秋 (全部で6節季)
冬 (全部で6節季)
知ってしまえば簡単ですが,4つの主役と8つのリーダーの意味を知れば理解しやすいと思います.これからも機会がある度に繰り返して説明していきます.
今日はこれまで.ではまた.