山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

手を洗い 顔を洗い 口をすすぎ 歯を磨く

歯磨き

以前に何かをしながら運動するという習慣を身に付けると良いとお話ししました.今日は私が習慣化している一連の日常動作についてお話しします.

唐突な質問かも知れませんが,一日何回手を洗う良いか知っていますか?5回,10回,15回と回答は人それぞれです.人はほとんど無意識に手洗い動作をしています.今日は5回目などと数えながら行っていません.また,10回洗ったから衛生的だとは限りません.

では,顔を洗う回数や歯を磨く回数はどうでしょうか?専門家は○○の前とか○○後に〇回がベストと言うかも知れません.ではその通りに従って入れば大丈夫でしょうか?要不要や頻度は時々自分でモニターして検討していく必要があります.

毎日の習慣は長い時間をかけてつくられたものです.ほとんど無意識に行っているので心理的負担はありません.そして,一度習慣になるとなかなか変えることができません.これには利点と欠点があります.

利点はひとたび習慣になれば自動的に済ませてしまっているので心の負担がほとんどありません.何か大きな問題が無い限り無意識に繰り返していけます.

欠点は無意識に続けているので無駄な時間を費やしたり,場合によっては害悪になることを続けてしまっていることもあります.

ですから,自分の習慣=自動操縦=無意識行動の内容を見直すことも大切です.

例として私の場合,数十年前から自宅の洗面所で手を洗うとその後に顔を洗い,手に水を溜め口をすすぐという習慣が続いていました.一連の動作なので30秒以内で済んでいます.

最近これに歯ブラシで口の中を磨く習慣を加えてみました.これが実に良いのです.朝晩,出かける前の歯磨きは丁寧にやるので時間がかかります.ですから一日に何度も磨くわけではなかったのですが,手を洗う動作からの歯磨きを加えると歯磨き回数は数倍に増えました.

ただし,本格的な磨き方でな無く,プチ磨きとも言えるような一通り歯の隙間と歯茎をブラッシングするだけです.ペーストは付けません.サッと10秒程度で終わらせます.

これが実にさっぱりして良い気分転換になるのです.手を洗って,顔(特に目,花粉症時は鼻も)そして口をすすいだ後歯のブラッシングのセットに今までなぜ気が付かなかったのか不思議なくらいです.全部合わせても1分以内です.

フレーバー

ほぼ2週間以上続いたので習慣化していると思います.もっと効果を上げるために歯ブラシの味付けも試してみました.

最初は塩.塩は洗面所に置くと湿気るので,液体にして調味料の様に歯ブラシにたらします.これで磨くと歯茎がリフレッシュします.

歯科医の中には塩で磨かない方が良いという方もいますが,粒ではなく液体なので問題ないと思います.また,塩分を吸収するという方もいますが,微量をフレーバーとして利用するだけなので気にすることは無いと思います.

次にリステリン(マウスウォッシュ液)でも試しました.こちらはアルコールと香料のフレーバーです.気分に応じて使い分けたり,全く使用しなかったりします.調味料の容器での滴下式は面倒なので,スプレー式の容器でシュシュシュと歯ブラシにかける方式に変更しました.歯ブラシの消毒にもなります.

今日はこれまで.ではまた.