山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

散歩のすすめ,飴の使い方と飲み物について

飴 普段は飴や砂糖入りの飲み物は飲まない主義ですが,散歩,ウォーキングのとき限っては飴を持ち歩きます.また,状況に応じて飲みものに工夫をします.

毎日ある程度歩いていると年に2-3度ですが,血糖値低下でフラフラすることがあります.私は持病が無い健康体ですが,カロリーバランスを崩すことが時々あります.長距離に出かける時は食事や持ち歩く食料,途中での食事などに気を配りますが,10-15km程度の距離だと一息で歩けるので,カロリーがギリギリ不足することがあります.その時はペースを落とします.ペースを落としても苦しい状態のときは数分休憩します.

自動車の様にガソリンメーターがついていれば残量がわかりますが,人間の場合は感覚だけですので,音楽やポッドキャストを聴いていると気が付かない場合があります.気が付いたときに役に立つのが飴です.一粒口に入れれば数分後には回復しますので,適度な休憩場所を見つけて休むようにします.数分休むとかなり回復します.ただし,脂肪燃焼しているのでペースを上げることはできません.

あと数kmで家に到着するときが一番問題になります.途中で食事をするのも面倒なので,何とか家まで持たせようとします.その時に飴が無いとかなりスローペースになります.頑張ると頭がふらついてきます.

昨日はちょうど15km程度の距離でしたが,朝からごはん1杯,味噌汁と明太子一切れだけの食事でした.昼過ぎに出かけ,夕方まで何も食べずに歩いていたら低血糖気味になりました.ポッドキャストの内容に集中していたので,飴を一つ口に入れて家まであと1kmの距離をしのぐつもりでした.ところが,ペースを落としても飴が効きません.もう一つ口に入れました.まだだめです.さらにもう一つ.何か変だなと思いながら家まであと数百mでなんとか帰れそうかなと思いながらさらにペースダウン.

ちょうど信号が青なので渡ろうと早歩き気味に横断歩道へ向かって歩いたら,ちょっと無理そうな状態になってきました.渡らずに止まってやや朦朧気味の頭を使って考えてみると,ひょっとしてあの飴はノンカロリーではなかったのかと疑いました.直ぐにバッグの奥から別の種類の飴を見つけて口に入れました.数分すると回復し動けるようになりました.危ない危ない.危うく倒れるところでした.

最近,踏切などで急に倒れる事故がありますが,低血糖症状の時に無理をすると頭が回らなくなるので危険です.どんどん意識が薄れてきます.

私は以前,やや激しいスポーツを朝から晩までしていたことがあり,夕方にカロリー不足になると低血糖症状がでることがありました.症状とその対策を体感で覚えてしっていますので,うまく対処しきていましたが,脳の動きが遅くなり,ちょうどアルコールで酔いがまわるような症状になります.競技に夢中になっていると自分が何をしているのかわからずに無意識に運動を続けるようになります.こういう時はペースを落とすか,休まない限り回復できないので要注意です....という訳で,飴は緊急時の必需品です.ノンカロリーや低カロリー飴ではダメです.

次は水筒の中身について.ちょっと距離がある時は1本目は砂糖なし,2本目には砂糖入りを用意しています.微妙に飲み分けながら歩きます.もし熱い飲み物を持ち歩くときは少し温度を下げた方が良いです.熱すぎると飲みにくいです.1本目は砂糖なしですが,2本目は大抵砂糖入りのコーヒーを入れておきます.冬は暖かい飲みもの,夏は冷たい飲み物を入れます.

今日はこれまで.ではまた.