今,読んでいる本の中で,後まで心に残りそうな部分を紹介します. 書名:THE ANSWERS すべての答えは宇宙にある! 著者:佐治晴夫 出版社:マガジンハウス
良書です.
34ページからの要約
太陽系の中で一番大きいのは,もちろん太陽です.太陽の大きさを仮に夏みかんにたとえると,...地球は10メートルほど離れたところを回っています.大きさはたった1ミリ程度の砂粒位です....木星は太陽から70メートルのところで,サクランボの種くらいです....130メートル離れたところには同じくサクランボの種くらいの土星があります....これが惑星同士のおおよその距離感と大きさです.
太陽系のスケールを変えて大きさを説明するたとえは何度も聞いてきましたが,このたとえが一番印象に残りました.太陽が夏みかん,地球は砂粒,木星と土星はサクランボの種.
本書は不思議な本です.宇宙について宇宙物理学者の佐治晴夫氏が相談形式でわかり易いたとえを交えて説明しながら,宇宙的な観点で人の生き方や考え方のヒントを与えてくれます.
大きな視点からものを見れば,長い間悩んでいたことも些細なことに過ぎないと気付けるキッカケになるかも知れません.
太陽系のデータ
太陽
大きさ(赤道直径) :139万2000km 自転周期(対地球・赤道):約26日22時間 重さ(地球=1):33万2946倍 密度(水=1):1.41倍 赤道重力(地球=1) 28.01倍
地球
太陽からの距離:平均1億4959万7870km 大きさ(赤道直径):1万2756km 公転周期:365日6時間 自転周期:23時間56分4秒 重さ:5.972×1024kg 密度(水=1):5.51倍 赤道重力:9.780328m/s2 衛星の数:1
木星
太陽からの距離:平均7億7830万km 大きさ(赤道直径):14万2984km 公転周期:約11年315日 自転周期:約10時間 重さ(地球=1):317.83倍 密度(水=1):1.33倍 赤道重力(地球=1):2.37倍 衛星の数:53
土星
太陽からの距離:平均14億2940万km 大きさ(赤道直径):12万536km 公転周期:約29年167日 自転周期:約11時間 重さ(地球=1):95.16倍 密度(水=1):0.69倍 赤道重力(地球=1):0.93倍 衛星の数:53
今日はこれまで.ではまた.