山河海空

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経済的な麦茶のつくり方 濃縮麦茶をつくり希釈する

麦茶 麦茶が美味しい季節になってきました.麦茶には家ごとにそれぞれつくり方があると思います.我が家では数年前まではやかんで湯を沸かしその中に麦茶を入れ,常温に冷めるまで待ち,冷めてから冷蔵庫に入れいていました.この方法だと冷めるまで時間がかかります.時間を短縮し,省エネになる麦茶のいれ方を紹介します.

夏場の麦茶は美味しいですね.暑くなると毎日がぶがぶ飲んでしまいます.ペットボトルで買ってくる麦茶も美味しいのですが,どうしても味に飽きがくるので,家では煎った大麦を沸かした麦茶をつくります.でも,つくってから冷まさなければならず,すぐに飲めません.

沸かさずに水だし麦茶という方法もあるのですが,水出しにも時間がかかるし,熱湯消毒もせずに飲むのは少し不安です.

濃縮麦茶のつくり方

数年前から縮麦茶をつくり希釈するという方法をやっています.名まえは大袈裟ですが,簡単な方法です.例えば4リットル分の麦茶をつくるとします.手鍋に4パック(4リットル分)の麦茶と200ccの水または湯を入れ沸かし,沸騰したら火を消して冷めるまで待ちます.

これで20倍濃縮麦茶の完成です.あとはこの濃縮麦茶に水を加えて20倍希釈するだけです.わたしの味覚では4リットルの湯を沸かしたものと200ccの湯を沸かしてから20倍薄めたものはほぼ同じです.

この方法だと使う熱量は単純に20分の1で済みます.冷めるまでの時間も早いです.200㏄だとマグカップ1杯分なので扱いやすいです.ただし,ある程度時間をおかないと成分が出てきませんので,色が濃くなるまでまちます.私の場合は翌朝まで蓋をして放置します.20倍にこだわる必要もありませんので,保存容器のサイズに合わせて水をある程度加えておいても構いません.

麦茶は冷蔵庫で保管して2-3日すると味が変わります.ですから毎晩翌日に飲む分量を作ります.ただし,天気や温度によって足りなくなったり,余ったりしますので,濃縮液で保存し,不足分をすぐ希釈して作れるようにしておきます.

仮に,数日残ってしまっても濃いまま保存しておけば日持ちする様に思います.これは容器の密封度のせいだと思いますが,濃縮麦茶なら小型ペットボトルや水筒など様々な容器にいれて冷蔵庫の片隅に置けるので場所を取りません.

具体例

具体的には我が家では一日最大4リットルくらい消費しますので,前の晩に麦茶パック4個(残っている場合は減らす)を200cc程度の水または湯に入れ沸かして煮沸します.

数分後,ある程度冷めたら,冷蔵庫用の麦茶容器の容量2リットル分をつくります.まず,水2リットル弱を容器に入れておき,濃縮麦茶を加えてちょうど色と味になるように調節します.そして容器を冷蔵庫に入れておきます.

残った濃縮麦茶は蓋をして翌日まで放置しておきます.翌日には色がかなり濃くなっています.これをペットボトルや水筒などにいれて冷蔵庫に保存します.冷やしておいた麦茶が減ってきたら濃縮麦茶を水で希釈して補填します.

方法や分量は各家庭にの事情に応じて変えていけば良いと思います.いずれにしてもポイントは200㏄程度のお湯で煮沸し,翌日飲む分の麦茶と濃縮麦茶つくって飲むようにすれば時間とエネルギーを節約できるという事です.

今日はこれまで.ではまた.