[caption id="attachment_360" align="alignnone" width="300"] オオキバナカタバミ開花中[/caption]
以前に四つ葉のクローバーについてお話ししました.その時出て来たシロツメクサとカタバミを覚えていらっしゃいますか?四つ葉のクローバーは一般的にシロツメクサ(White clover)の四つ葉ですが,クローバーは総称で必ずしもシロツメクサでなくても良いという話でした.ちなみシロツメクサはシャジクソウ属マメ科です.ところが,カタバミはクローバーとは程遠く,カタバミ属カタバミ科です.という話でした.
どちらも四つ葉があり,多くの人が見つける四つ葉の多くがカタバミであったりします.イラストの半分くらいはカタバミだったりします.イラストから判別は難しいですが.
さて,今咲いている黄色い花がカタバミです.正確にはオオキバナカタバミ(オキザリス・ペスカプラエ,Oxalis pes-caprae)と言うそうです.
オオキバナカタバミの特徴
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、大きな黄色い花をつける. 花径は3~4センチくらいあり、花びらは5枚である. 花も葉も陽が射すと開き、曇ると閉じる.
この花と葉は閉じたり開いたりするということです.写真に閉じた時と開いた時のものを載せておきます.今日の散歩では数カ所で見つけましたが,全部開いていました.閉じたときの写真は1週間前のもので,まだ花が開花していなかったのかも知れません.その時見つけた花はすべて写真の様に閉じていました.その数日前も同じ状態でした.日差しは気にしていませんでしたので,また見に行って,日差しも考慮して観察してみます.
[caption id="attachment_361" align="alignnone" width="300"] オオキバナカタバミ 花は閉じている,葉は開いている[/caption]
オオキバナカタバミのデータ
開花時期:4~9月 花の色:黄 分布:南アフリカのケープ地方,日本へは園芸植物として渡来,関東地方より南で逸出したものが野生化 生育地:草地,道ばた,庭植え 植物のタイプ:多年草 大きさ・高さ:10~30センチ
[caption id="attachment_362" align="alignnone" width="300"] オオキバナカタバミ 葉[/caption]
道端の草花も調べると,それぞれいろいろな特徴があるのですね.最近は花が咲き始めているので,散歩のほとんどが花見と花観察と花撮影になっています.
今日はこれまで.ではまた.