山河海空

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ディスプレイと首痛について

首痛

ディスプレイを長時間みていると首痛,肩痛が起こるのは,首,肩に負担がかかる姿勢を続けているためです.その姿勢とは,顔が下方向にあるディスプレイを見るか,ディスプレイに顔を近づけるため猫背の姿勢で顔だけが横を向いている場合のどちらかだと思います.

首痛,肩痛はお医者さんに診てもらう必要がありますが,根本原因である姿勢を正さなければ解決できないでしょう.

そういう私も首痛と肩痛には長年悩まされてきました.今も続いています.ここではどのようにしたら根本原因を正すことができるのかについてディスプレイのタイプ別に考えていきます.

ディスプレイのタイプ別首痛根本原因対策

1. ディスクトップPC(デスクトップパソコン)

第一にディスプレイの中央をを目の高さまで上げます.斜め下に見下ろす場合は負担が大きいです.

購入したディスプレイの高さ調節では目の高さまで上げられない場合があります.その場合はディスプレイアームを購入しましょう.大抵のディスプレイはネジ4点でアームに接続できるようになっています.首痛,肩痛が治るのであれば安い投資と考えましょう.

最近はだいぶ普及してきて様々な種類が低価格で販売されています.アームは机に固定されますので,机側の相性が必要です.

アームで固定されますので地震対策にもなります.机の上に置いただけのディスプレイは大きな地震が来たときは空中を飛びます.危険だし,ディスプレイも確実に壊れます.アームで固定されていれば少し安心できます.

2. ラップトップPC(ノートパソコン)

ラップトップPCの場合はディスプレイアームを使えません.私は自作の専用台で目の高さまで上げました.キーボードの位置が高くなるのでUSBキーボードを接続してタイプしました.

距離が離れると顔を突き出す姿勢になるので,専用台は軽くて移動式のものが良いでしょう.使うときは自分の方へディスプレイを近づけて使います.

3. スマホ

用途の性質上手で持って使います.長時間使用していないので問題ありません.長時間使う場合はタブレットに切り替えています.

4. タブレット(iPadなど)

現在も首痛,肩痛に悩んでいると書いた理由はタブレットにあります.iPadを使用しているのですが,便利過ぎて現在ディスプレイを見ている比率の8割以上がタブレットです.

当初2世代位iPadを使用していましたが,長い時間持っていると腕と肩に負担が来ます.そこでiPad miniを2世代使っています.腕と肩の負担は無いのですが,首への負担が最悪です.

いろいろと試して見ましたが,決定的な解決方法はまだ見つかりません.苦肉の策として以下を実行しています.

① なるべく短時間で作業を終えて手放す.

② 長時間作業はディスクトップPCに切り替える.

③ 台にひじをついて,目の高さまで上げて使う.

それでも,使用比率が高まる程首痛,肩痛,そして頭痛まで起きてきました.でもiPadの手軽さは捨てがたいものがあるのでメインで利用しています.私はスマホを長時間使いませんが,長時間使えばスマホも同様だと思います.

いまではなるべく紙ベースでできるものは紙ベースで仕事をするように切り替えています.電子化は素晴らしいのですが,やり過ぎるとどうしても身体に負担がかかります.

最後に

スマホタブレットについては手元で見るという性質上,決定的な解決方法がありません.仕方が無いので,以下のことだけは守る様にしています.

・意識的に姿勢を正す ・異常を感じたらやめる,けして我慢しない

特に長時間のゲームなどする場合はやめられないので要注意です.ゲームなどに夢中の場合は,短時間で終わるものに切り替えるなど,時間と頻度を減らす方法を考えるべきだと思います.

今日はこれまで.ではまた.