低反発ウレタン耳栓の8種サンプルを買ってから,様々なタイプの耳栓を付けたり外したりして何度も何度も試した末,装着方法のコツがわかってきました.今日は装着方法のコツについて経過報告します.
前回でお話ししました様に,耳栓は外耳道の奥まで差し込むのではなく入口のところを塞ぐ程度で使う方が装着感が抜群に良くなり,長く装着しても気にならなくなります.
人にもよりますが,小指を耳に差し込んで止まるところまでです.これだと第一関節の半分位で突き当たってしまいます.それで丁度良いことが分かりました.その代わり,遮音特性はやや落ちますのでその分をサイズや形状,材質でカバーします.
耳栓の装着方法
以下は説明書に書いてある通りなのですが,細かいコツなどが書いてないので補足します.
1. 耳栓を指で丸めて細くします. この時,先端部が大切なので先端部を特に細くします.それほど力を入れる必要はありません.
2. 反対の指で耳を引っ張って耳栓が入りやすくします.
慣れないうちは引っ張るのも良いです.でも,深く差し込まないのでこの動作は必要ないかもしれません.
3. 耳に挿した後,膨らんで来るまで指で端を押さえる.
この時強く押さえる必要はありません.軽く押さえていると膨らんでくる様子が感触で分かります.ゆっくり膨らむタイプは少し長い時間押さえる必要があります.
この時の個人的なテクニックですが,耳の穴の入口の小さな膨らみ部分に耳栓の端を当てる様にすると常時押し続けることができます.耳栓の長さと耳の構造にものよりますが,私の場合うまく当てることができます.1分くらいすると完全に形状が戻るので装着が安定します.滑って落ちることはありません.
耳を綺麗にしておく
以上が現状の装着方法です.もし,装着後に滑って落ちるようでしたら,耳の洗浄をして汚れを落とすと良い場合もあります.洗浄と言っても小指が差し込めるところまでです.皮膚表面が汗や皮脂などで滑りやすいと装着後に外れることがあります.
以前は耳栓をするのが苦手で,すぐに外れたり,耳が痛くなったり,耳の中がジメジメしたりいろいろと問題がありましたが,以上の方法で何時間か付けたり外したりして練習したところ,LサイズもSサイズも問題なく長時間装着できるようになりました.また,数週間前に100円ショップで買った使い物にならなかった耳栓も今では難なく使える様になりました.
どうやら慣れるまで,ある程度の練習が必要なのかもしれません. 今日はこれまで.ではまた.