血中ヘモグロビンの組成は,
ヘモグロビンA0 90% : (α鎖2本とβ鎖2本からなる成人型ヘモグロビン)
ヘモグロビンA1 7% : (ヘモグロビンA0のβ鎖にグルコースやリン酸化糖などが結合したもの)
ヘモグロビンA2 2% : (α鎖2本とδ鎖2本)
ヘモグロビンF 0.5% : (α鎖2本とγ鎖2本からなる胎児型ヘモグロビン)
この中の2番目のヘモグロビンA1には,
A1a1, A1a, A1b, A1c などがあります.
この中のA1cは総ヘモグロビンの約4%を占めています.血液検査ではこのHbA1cのヘモグロビンに対する割合を指標として用いています.
ヘモグロビンの生体内での平均寿命は約90-120日ですので,過去その期間の血糖値の状態を表しています.
参考
ヘモグロビンA1c Hemoglobin A1c
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A2%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3A1c
今日はこれまで.