直径0.5 μm程度の大きさを持つ,ミトコンドリアは糸粒体(しりゅうたい)とも呼ばれています.
ヒトの細胞中には平均300-400個のミトコンドリアが存在していて全体重の10%になります.
また,肝臓,腎臓,筋肉,脳など代謝の活発な細胞には数百-数千個も存在していて,細胞質の約40%にもなります.
教科書などにある写真では緑色に見えていますが,撮影で見える様に「ヤヌスグリーン色素」によって染められたためで,本来の色ではありません.
エネルギー(アデノシン三リン酸;ATP)の生産が主な役割ですが,細胞内カルシウムイオン濃度の調節や脂質の酸化,免疫反応やアポトーシスなどにも関わっています.
参考
ミトコンドリアとは|構造や機能をわかりやすく解説
https://www.biophys.jp/highschool/A-31.html
ミトコンドリア mitochondria
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2
ヤヌスグリーン janus green
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%8C%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3
クエン酸回路
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E9%85%B8%E5%9B%9E%E8%B7%AF
アポトーシス apoptosis
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%B9
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