山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2019年3月6日 七十二候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

明日は啓蟄です.啓蟄の初候は3月6日(水)-3月10日(日)で,蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)とあります.

「暦便覧」には「陽気地中にうごき,ちぢまる虫,穴をひらき出ればなり」とあります.冬籠りの虫が這い出るという意味です.虫が動き出すばかりではなく,花粉が飛び交い,花粉症の私にはつらさが増すこの頃です.

参考

七十二候 しちじゅうにこう

二十四節気を初候,次候,末候の3つに分けたものが七十二候です.一侯は約5日となります.

古代中国の七十二候を江戸時代の天文暦学者,渋川春海が日本の気候と感性に合わせて改定し,新制七十二候を表しました.

動植物の変化や季節の移り変わりを表しています.

二十四節気 ニジュウシセッキ

小寒大寒春分など1年を24分割して,それぞれに名前を付けています.
1年は12カ月なので,24分割すると,各節季は半月間となります.

二至二分 ニシニブン

二十四節気の主役は「春分」,「夏至」,「秋分」,「冬至」の4つです.これらを二至二分といいます.

それぞれの季節の真ん中になります.

四立

それぞれの季節の始まりは「立春」,「立夏」,「立秋」,「立冬」です.これらを四立といいます.

八節

二至二分と四立を合わせて「八節」といいます.1年を8節に分けるので,四季を前半・後半に2分することになります.

四季

立春(前半), 春分(後半)
立夏(前半), 夏至(後半)
立秋(前半), 秋分(後半)
立冬(前半), 冬至(後半)

二十四節気

八節それぞれに2つづつ節季を加えて(合計3節季)ひとまとまりにします.各四季は3+3=6節季となります.

春 (全6節季)

春前半 (3節季)
立春」 +雨水 +啓蟄

春後半 (3節季)
春分」 +清明 +穀雨

夏 (全6節季)

夏前半 (3節季)
立夏」 +小満 +芒種

夏後半 (3節季)
夏至」 +小暑 +大暑

秋 (全6節季)

秋前半 (3節季)
立秋」 +処暑 +白露

秋後半 (3節季)
秋分」 +寒露 +霜降

冬 (全6節季)

冬前半 (3節季)
立冬」 +小雪 +大雪

冬後半 (3節季)7
冬至」 +小寒 +大寒

これらを合わせると全部で24節季となります.

太陽黄経と二十四節気の関係

315° 立春
330° 雨水
345° 啓蟄
春分
15° 清明
30° 穀雨

45° 立夏
60° 小満
75° 芒種
90° 夏至
105° 小暑
120° 大暑

135° 立秋
150° 処暑
165° 白露
180° 秋分
195° 寒露
210° 霜降

225° 立冬
240° 小雪
255° 大雪
270° 冬至
285° 小寒
300° 大寒

今日はこれまで.ではまた.