散歩中にロウバイが咲いているのを見つけました.大寒で雪が降る気配もありますが,春の訪れを感じます.
ロウバイは漢字で,蝋梅と書きます.本草綱目(中国明朝の李時珍(1518-1593)著)によれば,半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり,且つ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くからこの名がついた,とあります.
確かに蝋細工のように見えます.でも触ってみると,蝋のようにつるつるではありません.普通の花びらのような感触に思えました.花が小さいのであまり感触は明確ではありませんが,柔らかいです.
咲き始めのものは横を向いていますが,花開いたものは,なぜかやや下を向いていました.
樹にも寄りますが,概ね二分咲き程度でした.来週,再来週は見頃だと思います.
白梅もロウバイの脇で少し咲いていました.一分咲き程度でした.
[caption id="attachment_2611" align="alignnone" width="568"] 白ウメ[/caption]
春はもうすぐそこまで来ています.
ロウバイのデータ
目:クスノキ目 Laurales 科:ロウバイ科 Calycanthaceae 属:ロウバイ属 Chimonanthus 種:ロウバイ C. praecox 学名:Chimonanthus praecox (L.) Link 1822 和名:ロウバイ
今日はこれまで.ではまた.