山河海空

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外国為替レート観測と考察 一週間前半の動き(2017-11/06-11/08)

状況

2017年11月06日から11月08日までの日足の動きですが,陰線,陽線,陰線(途中)となっています. いずれも先週の水準付近を横ばいしていますが,さすがに上昇圧力もやや薄らいできて,中央分離帯のように113.5付近のレンジ中間線の下側をうかがう動きを試しています.

10月20日の陽線で下方から上昇してきて約180pips幅のレンジをつくり,13営業日の間上抜けを試す動きを何度もしてきました.

しかし,雇用統計発表の様な大きなイベントでも抜けないレンジ内の動きが概ね上半分に留まっていましたが,少しずつ力が弱まり,レンジ内の下半分を狙う動きが見えてきました.

分析

下の抵抗線は112.945付近にありますが,その手前にMA25が控えていますので,この移動平均線付近での反発の具合が,長期的な上昇力と短期パワー切れの下降傾向とのバランスを見る為の指標になりそうです.

上への力がまだ残っていて十分強ければ急反発し,再びレンジ上半分から上抜けを試しそうです.上下同程度だと横ばいの動きがしばらく続くことになりそうです.

今週は大きな指標発表がありませんので,大事件などが無ければ無難なレンジ内の動きで終わりそうです.

今週末までのイベント

11/09(木) 08:50 日本・機械受注,国際収支 22:30 アメリカ・新規失業保険申請件数

11/10(金) 00:00 アメリカ・卸売在庫

今日はこれまで.ではまた.