山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2019年9月13日 七十二候 鶺鴒鳴(せきれいなく) 中秋の名月

今日9月13日は中秋の名月ですが,あいにく雲っています.

夜遅くなって晴れてきて,名月を堪能できました.双眼鏡で観察して特徴ある地形をなるべく憶える様にジックリと見ておきました.

その後に,ウェブにある月面地図を見て地名を確認しました.

星座を覚えるより簡単です.

明日は満月です.

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2019/09-topics02.html

白露 次候 9月13日(金)~9月17日(火) 鶺鴒鳴(せきれいなく)

セキレイ 鶺鴒 Wagtail

スズメ目スズメ亜目セキレイ科の鳥です.河原に居るので,カワラスズメとも呼ばれます.

日本にはセグロセキレイ(固有種),ハクセキレイキセキレイの3種がいます.

尾を上下に振る習性があります.

水辺に棲む鳥なので,荒川をサイクリングしているとたくさん見かけます.

自転車で河川敷を走るとなぜか,前方に逃げるので,追うつもりが無くても追いかけることになってしまいます.

横に逃げれば良いのに,習性でしょうか?

セキレイ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4

参考

二十四節気(にじゅうしせっき) 七十二候(しちじゅうにこう)

二十四節気(にじゅうしせっき)

小寒大寒春分など1年を24分割して,それぞれに名前をつけています.
1年は12カ月なので,24分割すると,1節気は半月(2週)間となります.

七十二候(しちじゅうにこう)

二十四節気を「初候」,「次候」,「末候」の3つに分けたものが七十二候です(24x3=72).
.一侯は約5日(365÷72≒5.1)となります.

江戸時代の天文暦学者 渋川春海 が古代中国の七十二候を日本に合うように「新制七十二候」を表しました.

四立(しりゅう)

「立」のつく立春立夏立秋立冬は四立といいます.
この日が各四季の始まりです.

二至二分(にしにぶん)

「至」のつく夏至冬至,「分」のつく春分秋分を合わせて二至二分といいます.
各四立の中間点です.

八節(はっせつ)

四立と二至二分を合わせて「八節」といいます.1年にある8つの節目です.
1年を8つに分けるということは,各四季を前半と後半に分けることになります.

四立で各季節が始まり,二至二分で前半と後半に分けられます

1年を八分割するので,各四季が前半と後半に分けられます.

1_春前半: 立春 から 春分まで

2_春後半: 春分 から 立夏の前日まで

3_夏前半: 立夏 から 夏至まで

4_夏後半: 夏至 から立秋 の前日まで

5_秋前半: 立秋 から 秋分まで

6_秋後半: 秋分 から 立冬の前日まで

7_冬前半: 立冬 から 冬至まで

8_冬後半: 冬至 から の前日まで

八節を3分割して二十四節気

八節の1節をさらに3分割すると二十四節気となります.

1_春前半: 「1立春」 +2雨水 +3啓蟄

2_春後半: 「4春分」 +5清明 +6穀雨

3_夏前半: 「7立夏」 +8小満 +9芒種

4_夏後半: 「10夏至」 +11小暑 +12大暑

5_秋前半: 「13立秋」 +14処暑 +15白露

6_秋後半: 「16秋分」 +17寒露 +18霜降

7_冬前半: 「19立冬」 +20小雪 +21大雪

8_冬後半: 「22冬至」 +23小寒 +24大寒

太陽黄経と二十四節気の関係

1_春前半

315° 1立春
330° 2雨水
345° 3啓蟄

2_春後半

0° 4春分
15° 5清明
30° 6穀雨

3_夏前半

45° 7立夏
60° 8小満
75° 9芒種

4_夏後半

90° 10夏至
105° 11小暑
120° 12大暑

5_秋前半

135° 13立秋
150° 14処暑
165° 15白露

6_秋後半

180° 16秋分
195° 17寒露
210° 18霜降

7_冬前半

225° 19立冬
240° 20小雪
255° 21大雪

8_冬後半

270° 22冬至
285° 23小寒
300° 24大寒

少しわかりにくいですが,眺めているとだんだんわかってくると思います.

今日はこれまで.


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