山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

野菊の墓と国府台(こうのだい)合戦

昨日,サイクリングの途中で伊藤佐千夫「野菊の墓」の舞台となった松戸市矢切付近を訪れました.

江戸川から崖を上る途中の切通付近に伊藤左千夫の門人である土屋文明の筆になる野菊の墓文学碑がありました.

実は先週も同じコースを通りましたが,文学碑は素通りしましたので,今回は友人と休憩がてら,みてまわりました.

この場所は戦国時代の天文・永禄年間に足利義明,北条氏,里見氏などの間で二度にわたる合戦があったと書かれていました.

長閑な「野菊の墓」の舞台である一方,その昔には戦で数万人が戦った場所でもあります.現在では山の上まで駅近の新興住宅地になっています.

天気が良く雨上がりで空気が澄んでいたので,関東平野の向こう側の丹沢や白く雪を冠った富士山が良く見える一日でした.

文学碑から少し登り,自転車で5分位のところに1991年(平成3年)北総線矢切駅があります.その駅前にある「笑顔の湯」で一風呂浴びてから帰りました.

参考

国府台(こうのだい)合戦

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%BA%9C%E5%8F%B0%E5%90%88%E6%88%A6

国府城址は現在「里見公園」

北総鉄道 矢切駅

https://www.hokuso-railway.co.jp/railway/station/yagiri.html

笑顔の湯

http://www.com-keisei.co.jp/egaonoyu-yagiri/

青空文庫 野菊の墓 伊藤 左千夫 

http://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=647

野菊の墓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E8%8F%8A%E3%81%AE%E5%A2%93

今日はこれまで.