山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

第16週の花 チューリップ tulip

ユリ科の植物で,この花を知らない人はいないと思います.英語で書くと,tulipです.綴りよく見ると妙な感じがします.

和名は「鬱金香(うこんこう,うっこんこう)」.これも妙な名前です.スパイスのウコンの様な香りからきているとのこと.「ぼたんゆり」の和名も使われていました.

花の色はチューリップの歌では,赤・白・黄色ですが,さらにオレンジ・緑・紫と複合色のものがあります.

青色のチューリップは開発中ですが,まだ見ることができないのでは?

チューリップと言えばオランダが有名で,風車と一緒のイメージが定着しています.

実際に,国内で販売されている球根はほとんどがオランダからの輸入品です.

国内での栽培は富山県新潟県で,国産球根の国内シェアの98%(富山県53%,新潟県45%)を占めています.

チューリップの球根には毒があり,食べられませんが,オランダでは食用品種を栽培して球根から製菓材料を採り,花をサラダとして食べる習慣があります.

参考

チューリップ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97

チューリップのデータ

目:ユリ目 Liliales
科:ユリ科 Liliaceae
属:チューリップ属 Tulipa
学名:Tulipa L.
タイプ種:Tulipa gesneriana L.
種:
T. gesneriana
T. linifolia
T. praestans
T. saxatilis

原産地:トルコのアナトリア地方

今日はこれまで.