七草(セリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ)の六つ目,スズナ.
春の七草の続きです.
スズナは漢字で「菘,「鈴奈」,「鈴菜」などと書きます.カブの古い呼び名です.厳密にいうと,葉の部分がスズナとして七草なのですが,根のカブの方が,食用として主流になっていますので,以下カブとして説明します.
カブ(蕪)はアブラナ科アブラナ属の越年草で野菜として八百屋さんやスーパーで売られています.頭を意味する「かぶり」とか,根を意味する「株」などからカブとよばれるようになったとされています.
カブと言えば千葉県.全体の3割を生産しています.次いで埼玉県と青森県で合わせて全国生産量約14万トンの約半分を占めています.その中で良く知られているのは「金町(かなまち)小かぶ」です.その他80品種程あります.
栄養素はダイコンとほぼ同じですが,大根は同じアブラナ科ですがダイコン属として違う種とされています.
カブ種まきと葉ネギ収穫・害虫対策
参考
カブ スズナのデータ
目:アブラナ目 Brassicales
科:アブラナ科 Brassicaceae
属:アブラナ属 Brassica
種:ラパ rapa
変種:カブ(ヨーロッパ系) var. rapa,カブ(アジア系) var. glabra
学名:Brassica rapa L. var. rapa,Brassica rapa L. var. glabra
和名:蕪,蕪菁
英名:Turnip
今日はこれまで.ではまた.