山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

コーヒーカスの再利用, 油汚れ用の乾燥洗浄剤として

コーヒーを淹れるとカスが出ます.以前は主にベランダの植木の土として使っていました.消臭剤として使えるという人もいますが,それほど消臭効果は無いようです.捨てるのももったいないので,今の生活スタイルで有用に使える方法を考えました.

その中で最も良い方法を見つけました.それは,フライパンなどの油汚れ落としとして利用する方法です.油を使用したフライパンや皿,魚焼きグリルの受け皿などに十分に乾燥したコーヒーの粉を振りかけのように振りかけて,キッチンペーパーやティッシュペーパーで磨くように拭き取ります.粉がこぼれますので,ゴミ箱の上で拭き取り,そのままゴミ箱に捨てます.

すると,フライパンや皿などがきれいに洗われています.油などがよくとれなかったら,もう一度繰り返します.油汚れは,コーヒーの油分となじみがあるので洗剤は必要ありません.念のため,さっと水洗しますが,油の臭いなどもコーヒーの香りで消されます.

乾燥コーヒー粉の作り方

コーヒーを淹れたあと,フィルターとコーヒーの粉は濡れていますので,乾燥させる必要があります.乾燥させないとカビが生えてきます.

私の場合は,専用の置き場があり,フィルターごと3日間ほど予備乾燥します.大部分の水分が乾燥すると粉を移しやすくなりますので,広口の容器に移して乾燥します.

私の場合は四角いアイスクリームの空容器を利用しています.2-3日毎に移すので,地層のように段々たまっていきます.常時開放しているので,数週間たつと容器の中のコーヒーの粉は完全に乾燥します.

容器がいっぱいになったら,その上に新しい空容器を載せて増やしていきます.現在6箱溜まっています.

乾燥コーヒー粉の容器

できた乾燥コーヒーをそのまま振りかけても良いのですが,我が家の場合は流しの洗剤の隣に容器に入れておいてあります.完全に油用ドライ洗剤として使っています.

容器は大き目のフリカケの容器に穴を広げて作りました.大き目の穴でないと粉が適量出てきません.小さなペットボトルを使うこともできます.ペットボトルの口から直接コーヒーの粉を入れるのは難しいので,ジョウゴを使います.ジョウゴは100円で売っています.

今日はこれまで.ではまた.