前回は変換キーと無変換キーの使い方について調べ練習してみました.いまだに使いこなしてはいないけれど,使い方はわかるという程度です.そもそもカタカナを変換するときはスペースの変換で問題ないし,再変換する機会などそれほど無いと思います.強いて言えば,文章を書き終えて誤字を修正する際に使うくらいでしょうね.
今日はついでにスペースキー周りにある良く訳の分からないまま使っているキーを整理してみました.具体的には,Ctrlキー, Windowsキー,Altキー, カタカナひらがな/ローマ字キー,アプリケーションキーです.
名まえが分かりにくいのは,WindowsのロゴがあるWindowsキーと四角の中に数本の横線がありリストの様になっているキーのアプリケーションキーでしょうね.この呼び方は今まで知りませんでした.キーボードによってはリストに斜め矢印が付いているものもあります.このキーが無いタイプもあります.
上記のキーの配列はまちまちで,私の持っているキーボード6個すべてがバラバラでした.何とも言えないカオス状態.これでは常用できるわけないと思います.さらにFnキーがついているものもあります.同じキーボードを打ち続けると指が次第に慣れてきます.別のPC,別のキーボードを使う際,頻繁に入力ミスを起こすので,何度か買い替えをしました.本当にこの分野こそ標準化して欲しいものです.せめて2種類くらいにして欲しいものです.
スペースキー周辺の最下段キーの役割
さて,それぞれのキーを簡単な方から見ていきます.
「Windowsキー」
①スタートメニューを表示することができます ②MACにつなぐとコマンドキーとして作動します
①はどうせ次にマウスで選択するのだから,左下のウインドウズロゴをクリックしたほうがスムーズです.
その他にもこのキーと他のキーを同時に押すことで様々な操作ができますが,すべてマウスで操作できますので,頻繁に使う特殊な立場の人でない限り覚えなくて良いでしょう.
②は一部のMAC使用者に重要です.私もMACのキーボードが壊れたので,余っているWindowキーボードをつないで利用しています.
「カタカナひらがな/ローマ字キー」
①「半角/全角 漢字キー」と同様に半角英数字入力時に押すとひらがな入力になります ②ローマ字入力とかな入力の切り替えに使えます(場合により重要)「Altキー」+「カタカナひらがな/ローマ字キー」
①の用途は時々使います.「半角/全角 漢字キー」より押しやすい場所にある為です. ②は過去に一度だけ.かな入力しかできない人と交互にPCを使う際,役に立ちました.10年に一度使うか使わないかの操作です.
「アプリケーションキー」
①マウスの右クリックと同じです 何らかの理由でマウスが使えない時,面倒な時このキーを右クリックの代わりに使います.私にはよほどの事情が無い限り必要ないキーです.このキーは大事な場所の無駄遣いに思えます.
さて,ここまでは簡単なキー達でした.
「Ctrlキー」と「Altキー」について
覚えきれないのは,「Ctrlキー」と「Altキー」の操作です.Cntrlはコントロールの意味,AltはAlternateの意味で,交互の,かわるがわるのという意味です.意味の違いはありますが,限られたキーでいろいろな役割を持たせるために便宜的にキーの名前を付けたのでしょう.実は「Shift」も同じ仲間です.重要な順にShift,Ctrl,Altだと考えればよいかもしれません.Shift, Shift 2, Shift 3と考えればわかりやすいです.
Shiftはタイプライター時代からのもので,最も古く大文字,小文字を変えるのに使います.これができないと入力は全くお手上げです.次にCtrlを見てみましょう.Ctrl+アルファベットは以下の通りです.ある程度重要なものがあり,覚えておくと便利ですね.重要なものに!を入れ,「」を加えました.
Ctrl+アルファベット
!「Ctrl+A」 表示されてる文字やファイルやフォルダをすべて選択 Ctrl+B 「お気に入り」の整理をするダイヤルログを開く !「Ctrl+C」 コピー Ctrl+D 現在開いているWindowページのお気に入り追加------昔は重要でした Ctrl+E 「Webページの検索」Windowを開いたりCDの出し入をする Ctrl+F ファイル内の文字検索Windowを開く------昔は重要でした Ctrl+H 「履歴」のWindow表示またはファイルの文字列を変換する Ctrl+I インターネットのお気に入りのWindowを開く Ctrl+L インターネットのアドレスを入力する画面が開く Ctrl+M Enterキーと同じく改行 Ctrl+N 現在開いているWindowをもう一つ開く,またはファイルの新規作成------昔は重要でした Ctrl+O ファイルを開く Ctrl+P 印刷に関連した作業やプリンターの追加等 Ctrl+R 現在見ているWindowの更新(リロード) Ctrl+S 上書き保存が出来る------昔は重要でした !「Ctrl+V」 ペースト Ctrl+W Windowを閉じる------昔は重要でした !「Ctrl+X」 カット Ctrl+Z 取り消しが出来る/カーソルの後ろの文字を1行削除------昔は重要でした
次にAlt+アルファベットの操作
Alt+A ツールバーのホームページのお気に入りを開く Alt+C コピーまたは,お気に入りの新しいフォルダの作成 Alt+D ツールバーアドレス入力の操作をする Alt+E ツールバーの編集を開く Alt+F ツールバーのファイルを開く Alt+H ツールバーのヘルプを開く Alt+T ツールバーツールを開く Alt+V ツールバーの表示を開く,またはペーストする Alt+X カット 私はほとんど使いません.覚えると混乱しそうです.さて次に私が使うものをリストアップしてみました.
その他重要な操作
!「Ctrl+Alt+Delete」 タスクマネージャーの表示,プログラムの強制終了 !「Ctrl+ファイルをドラッグ」 別のフォルダーにファイルをコピー
時々使う操作
Alt+F4 Windowを閉じる.たくさんのWindowを素早く閉じたい時使う Alt+「カタカナひらがな/ローマ字キー」 ローマ字入力やかな入力の切り替えをする(前出) Alt+Tab アプリケーションを切り替える Alt+スペースキー 現在のウインドウのコントロールメニューの表示 *Alt+スペースキーは,Windowが画面から外れてしまい,マウスで操作できなくなった時,Alt+Tabとともに使い,Windowを画面内に移動するのに利用します.
以下は私の使わない操作のリスト(興味や使う理由があれば覚えてください)私の場合,これらは必要があれば覚える様にします.いろいろとうろ覚えに覚えても使いきれないし,操作ミスの原因にもなりかねませんので.
使わない操作のリスト
Ctrl+F5 Ctrl+Rと 同じで現在みているWindowの更新(リロード) Ctrl+Enter フォルダを別のウインドウで開く Ctrl+Tab ダイヤルボックス内のタブの切り替えをする Ctrl+Shift+Esc タスクマネージャーの表示,プログラムの強制終了(XP/2000) Ctrl+Shiftを押しながら項目をドラッグ 選択した項目のショートカットの作成 Ctrl+Insert 選択範囲の文書やファイルをコピー Ctrl+Esc Windowsロゴキーの役割と同じ Ctrl+← アドレスバーの操作カーソルを前の区切りに移動 Ctrl+→ アドレスバーの操作カーソルを次の区切りに移動 Alt+Enter ファイルやフォルダのプロパティを開く Alt+Esc 次のWindowを表示する Alt+PrintScreen アクティブなWindowのイメージをクリップボードにコピーする[補足-#02] Alt+半角/全角 文字入力の切り替えをする Alt+Home ブラウザ画面のホームと同じ動作を行う Alt+→ 開いていた1ページ分のWindowを進む Alt+← 開いていた1ページ分のWindowを戻す
以上がCtrlとAltについてです.結論から言うとよく使うキーの組み合わせは限られているので,使う物だけ覚えればOKです.使わなければ覚えても忘れてしまいます.使うときに検索すれば良いのです.私が使うキーの組み合わせは以下の通りです.
私が使うキーの組み合わせのリスト
Ctrl+A 表示されてる文字やファイルやフォルダをすべて選択 Ctrl+C ドラックしたものをコピー Ctrl+V ペースト Ctrl+X カット Ctrl+Alt+Delete タスクマネージャーの表示,プログラムの強制終了 Ctrl+ファイルをドラッグ 別のフォルダーにファイルをコピーする Alt+F4 Windowを閉じる.たくさんのWindowを素早く閉じたい時使う Alt+「カタカナひらがな/ローマ字キー」 ローマ字入力やかな入力の切り替えをする(前出) Alt+Tab アプリケーションを切り替える Alt+スペースキー 現在のウインドウのコントロールメニューの表示
「スペースキー周辺にある最下段のキー達の役割について考えてみた」のまとめ
スペースキー周辺のキーとは,Ctrlキー, Windowsキー,Altキー, カタカナひらがな/ローマ字キー,アプリケーションキーです
「カタカナひらがな/ローマ字キー」①「半角/全角 漢字キー」と同様に半角英数字入力時に押すとひらがな入力になる.②ローマ字入力とかな入力の切り替えに使う(場合により重要)「Altキー」+「カタカナひらがな/ローマ字キー」
「アプリケーションキー」は使わない
Ctrl, Altは必要なキーの組み合わせのみ覚えて確実に利用できるようにする
今日はこれまで.ではまた.