昨年,2018年開催の第59回海外日系人大会で制定された記念日です.
今から151年前の1868年6月20日,最初の日本発移民がハワイに到着した日です.
また,6月18日は「海外移住の日」です.1966年に総理府(現内閣府)が制定しました.
これは,1908年,第一回ブラジル移民船笠戸丸がサントス港に到着した日に因んでいます.
当時日本の人口は,
151年前の1868年で3,000万人強,
111年前の1908年でも5,000万人弱です.
それでも国土に対する人口が多く,食べていけないので海外へ移民していました
.
現在の日本の人口は,
2-3倍の1億3千万人弱.一億人近く増えているのに,しかも産業化,自動化しているのに人手不足で海外からの移住を求めています.
いったいどうしたことでしょうか?不思議ですね.
日本の国土は同じか,むしろ小さくなっているのに,少子化で国が滅びるとまで言う人がいます.100年前は人が多すぎて,海外に移民していったのに.
戦前は満州は生命線と言われ,失えば国が滅びると言うことで戦争に突入しました.
戦後に満州も朝鮮半島も,台湾も樺太も失った現在の方が豊かなのはどうしてなのでしょうか?
温暖化問題,資源の枯渇問題,エネルギー問題,プラスチック汚染,リサイクルなどの問題が盛んに議論されていますが,何か大事なことを見逃しているような気がします.
価値の基準が変われば結果の評価も変わってしまいます.
人は都合の良い理屈を持ってきて議論しますが,真実を突き詰めるには,事実・現象を冷静に観察すべきだと思います.
参考
海外日系人協会
http://www.jadesas.or.jp/taikai/international-day.html
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