山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2020-03-15 2020年3月15日 日曜日は 菜虫化蝶 なむしちょうとなる / 七十二候(しちじゅうにこう)

今年はまだ蝶を見ていません.蜂や雲霞は飛んでいます.アフリカ,中東ではバッタが問題になっています.もし途中の山脈を越えられたら中国経由で日本まで来るかもしれません.

 


LOCUST PLAGUE MARCH 2020: Swarms attack across East Africa and the Middle East!


【ゆっくり解説】バッタ4000億匹!?蝗害の恐ろしさとバッタに隠された特殊能力とは…

 


中国の複合的な食糧問題

 

さらにこんなものまで.

www.youtube.com

参考

ツマジロクサヨトウに関する情報:農林水産省

 

http:// https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html

二十四節気(にじゅうしせっき) ,七十二候(しちじゅうにこう)とは

二十四節気(にじゅうしせっき)
小寒大寒春分など1年を24分割して,それぞれに名前をつけています. 1年は12カ月なので,24分割すると,1節気は半月(2週)間となります.

● 七十二候(しちじゅうにこう)
二十四節気を「初候」,「次候」,「末候」の3つに分けたものが七十二候です(24x3=72). .一侯は約5日(365÷72≒5.1)となります.
江戸時代の天文暦学者 渋川春海 が古代中国の七十二候を日本に合うように「新制七十二候」を表しました.

■ 四立(しりゅう),二至二分(にしにぶん),八節(はっせつ)とは

● 四立(しりゅう)
「立」のつく立春立夏立秋立冬は四立といいます.
この日が各四季の始まりです.

● 二至二分(にしにぶん)
「至」のつく夏至冬至,「分」のつく春分秋分を合わせて二至二分といいます.
各四立の中間点です.

● 八節(はっせつ)
四立と二至二分を合わせて「八節」といいます.
1年にある8つの節目です.1年を8つに分けるということは,各四季を前半と後半に分けることになります.

★ 四立で各季節が始まります.そして,二至二分が四季前半と後半の区切りになります.

【1】春前半: 立春 から 春分まで
【2】春後半: 春分 から 立夏の前日まで

【3】夏前半: 立夏 から 夏至まで
【4】夏後半: 夏至 から立秋 の前日まで

【5】秋前半: 立秋 から 秋分まで
【6】秋後半: 秋分 から 立冬の前日まで

【7】冬前半: 立冬 から 冬至まで
【8】冬後半: 冬至 から の前日まで

★ 八節の一つ一つを3分割すると二十四節気に分かれます.

【1】春前半: 「01立春」 +02雨水 +03啓蟄
【2】春後半: 「04春分」 +05清明 +06穀雨
【3】夏前半: 「07立夏」 +08小満 +09芒種
【4】夏後半: 「10夏至」 +11小暑 +12大暑
【5】秋前半: 「13立秋」 +14処暑 +15白露
【6】秋後半: 「16秋分」 +17寒露 +18霜降
【7】冬前半: 「19立冬」 +20小雪 +21大雪
【8】冬後半: 「22冬至」 +23小寒 +24大寒

★ 太陽黄経と二十四節気の関係
1節気 = 360°/24 = 15°

【1】春前半 315° 1立春 330° 2雨水 345° 3啓蟄
【2】春後半 0° 4春分 15° 5清明 30° 6穀雨
【3】夏前半 45° 7立夏 60° 8小満 75° 9芒種
【4】夏後半 90° 10夏至 105° 11小暑 120° 12大暑
【5】秋前半 135° 13立秋 150° 14処暑 165° 15白露
【6】秋後半 180° 16秋分 195° 17寒露 210° 18霜降
【7】冬前半 225° 19立冬 240° 20小雪 255° 21大雪
【8】冬後半 270° 22冬至 285° 23小寒 300° 24大寒
上記のうち,春分 0°,夏至 90°,秋分 180°,冬至 270°となります.

最初は少しわかりにくいですが,眺めているとだんだんわかってくると思います.

今日はこれまで.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - -
1. 内容が優れていると思うURLを個人のreview用として記載しています.
2. 諸事情によりリンクが切れている場合もあります.
3. 本ブログ内容に問題があると考える当事者の方はご連絡ください.
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - -