山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2020-02-20 ネット漂流 net driftingと情報空間

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ネットサーフィンという言葉があります.波の乗りのように次から次へと好きなサイトを選んで乗り換えていくネットの楽しみ方です.

 

数年前のネット接続環境は速度が限られていて,サイト数も少なかったので遊べる海域は海岸に限られていました.サーフィンがそれを言い当てている絶妙な言葉でした.

 

ところが現在は,当時に比べ通信速度,通信量,サイト数,サイト容量,メモリー量など計量できるほとんどのものがkBからMB,GB,TB,PB単位となり事実上海岸べりから大海へと広がりました.

 

ネットサーフィンしていたつもりが,いつの間にかネットドリフティング(漂流)になってしまい,自分の人生の目標達成手段の一つだったはずの情報がいつの間にか目的と化しています.

 

これは人だけに留まらず,社会,国家,文明,人類とその歴史観まで情報の海に漂流し,もてあそばれているように思えます.いつになったら定住できる新天地が見つかるのでしょうか?

 

情報空間が人類の築いた4次元空間だと仮定すると,新天地は5次元目にあるのでしょうか?数学や物理学の様に多次元化していくことで,人類は無限の次元空間を漂流し続けるのでしょうか?

 

今日はこれまで.

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