地球生命の源である太陽の活動は私たちすべての活動に影響します.その太陽活動の状態をよく表しているのが太陽表面に見える黒点です.
この黒点が多い時は活動が盛んで,少ない時は活動が鈍くなると考えられています.この黒点数は地球の気候や経済に影響を及ぼすと考えられ,実際に太陽の活動周期の関連を示す研究が数多くあります.
良く知られるのが11年周期(9.5年-12年).そして,現在の太陽は黒点数が極小で0の日が続いています.
黒点数を数値化して,太陽の活動度を表現したものに「ウォルフ黒点相対数」があります.過去300年のデータをまとめると10.4883年の周期で極大となると解析されています.
R=k(10g+s)
R:求めるべき相対黒点数
s:個々の黒点の数
g:黒点群の数
k:観測係数/ 補正値 (ウォルフの観測機器:口径 7.5cm ×64 望遠鏡,での識別能をk=1 とする)
参考
宇宙天気予報センター
Sunspot Index and Long-term Solar Observations
SDO (Solar Dynamics Observatory) DATA
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