ファイルの日時(タイムスタンプ)は3種類あります.
ファイルの作成日時:ファイルを作成した日時
更新日時:ファイルを更新した日時
アクセス日時:ファイルにアクセスした日時
日時はファイルのコピーや移動で変更されます.
以下,変更の内容を整理しました.
ファイルをコピーした場合
「作成日時」:コピーした日時に変更
「更新日時」:変わらず
「アクセス日時」:コピーした日時に変更
上書きした場合
「作成日時」:変わらず
「更新日時」:コピーした日時に変更
「アクセス日時」:コピーした日時に変更
ドライブ間で移動した場合
「作成日時」:変わらず
「更新日時」:変わらず
「アクセス日時」:移動した日時に変更
同じドライブ内で他のフォルダや階層に移動した場合
「作成日時」:変わらず
「更新日時」:変わらず
「アクセス日時」:変わらず
まとめ
- ドライブ内での移動では日時は変わらない.
- 作成日時はコピーした日時に変わる.
- 更新日時は上書きすると上書きした日時に変わる.
- アクセス日時はコピー,上書き,移動時に変わる.
写真ファイルをリネームするとき,作成日時でリネームするのと更新日時でリネームするのとで違いが出ることがあるのは上記の理由からです.
現状での対策
写真ファイルは撮影日時が重要な情報なので,現状では将来の環境変化も考えて,写真にタイムスタンプが打てる機能があればONしてあります.
また,撮影後の写真ファイルは速やかにファイル名を撮影日時に変更しています.
ただし,撮影後速やかにファイル名を変更するとしても,カメラ(スマホ)からPCやクラウドに移動,コピーされる過程を通り日時が変更されます.
将来的にもアプリケーション側がどの日時を利用して写真データを整理しているのかに注意する必要があります.
今後の写真ファイル操作
写真ファイルのコピーはバックアップ用に複製するのが避けられないので,ファイル操作は基本的に「上書きを禁止」して「更新日時」で整理するのが良さそうです.
今日はこれまで.
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