昨日は橋の欄干などにある擬宝珠のお話でした.今日は擬宝珠の上部についている玉ねぎの様な形の宝珠に注目します.
日本武道館の屋根のてっぺんや五重塔の上についているのは擬宝珠では無く,「宝珠 ホウジュ」です.
宝珠というのはインドの伝説から怪魚マカラの体内や龍神の頭から出てきたともいわれる宝の珠で,これを得ると,災難を除き,どんな願いも思い通りにかなうというものです.
仏教では仏や仏の教えの象徴とされ,地蔵菩薩,虚空蔵菩薩,如意輪観音などの仏が手にしています.
如意宝珠とも言いますが,如意とは孫悟空の如意棒と同じ,「思いのまま」と言う意味です.
子供の頃,如意棒が欲しかったけれど,今では宝珠が欲しいです.
参考
如意宝珠
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%84%8F%E5%AE%9D%E7%8F%A0
如意棒 = 如意金箍棒 (ニョイキンコボウ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%84%8F%E9%87%91%E7%AE%8D%E6%A3%92
今日はこれまで.
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