山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

2019年3月21日 二十四節気 春分 (しゅんぶん) 太陽黄経 0 度,満月

日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧)

この日をはさんで前後7日間が彼岸です.

参考

二十四節気 ニジュウシセッキ

小寒大寒春分など1年を24分割して,それぞれに名前を付けています.
1年は12カ月なので,24分割すると,各節季は半月間となります.

二至二分 ニシニブン

二十四節気の主役は「春分」,「夏至」,「秋分」,「冬至」の4つです.これらを二至二分といいます.

それぞれの季節の真ん中になります.

四立

それぞれの季節の始まりは「立春」,「立夏」,「立秋」,「立冬」です.これらを四立といいます.

八節

二至二分と四立を合わせて「八節」といいます.1年を8節に分けるので,四季を前半・後半に2分することになります.

四季

立春(前半), 春分(後半)
立夏(前半), 夏至(後半)
立秋(前半), 秋分(後半)
立冬(前半), 冬至(後半)

二十四節気

八節それぞれに2つづつ節季を加えて(合計3節季)ひとまとまりにします.各四季は3+3=6節季となります.

春 (全6節季)

春前半 (3節季)
立春」 +雨水 +啓蟄

春後半 (3節季)
春分」 +清明 +穀雨

夏 (全6節季)

夏前半 (3節季)
立夏」 +小満 +芒種

夏後半 (3節季)
夏至」 +小暑 +大暑

秋 (全6節季)

秋前半 (3節季)
立秋」 +処暑 +白露

秋後半 (3節季)
秋分」 +寒露 +霜降

冬 (全6節季)

冬前半 (3節季)
立冬」 +小雪 +大雪

冬後半 (3節季)
冬至」 +小寒 +大寒

これらを合わせると全部で24節季となります.

太陽黄経と二十四節気の関係

315° 立春
330° 雨水
345° 啓蟄
春分
15° 清明
30° 穀雨

45° 立夏
60° 小満
75° 芒種
90° 夏至
105° 小暑
120° 大暑

135° 立秋
150° 処暑
165° 白露
180° 秋分
195° 寒露
210° 霜降

225° 立冬
240° 小雪
255° 大雪
270° 冬至
285° 小寒
300° 大寒

国民の祝日のデータ

国民の祝日に関する法律(祝日法,昭和23年法律第178号)
昭和23(1948)年7月20日 法律第178号
昭和23(1948)年7月20日 施行(附則第一項)
最終改正 平成26(2014)年5月30日
春分の日」および「秋分の日」の日付は,前年2月1日の官報で発表される.

第1条(意義)
自由と平和を求めてやまない日本国民は,美しい風習を育てつつ,よりよき社会,より豊かな生活を築きあげるために,ここに国民こぞつて祝い,感謝し,又は記念する日を定め,これを「国民の祝日」と名づける.

第2条
国民の祝日」を次のように定める.
元日 1月1日 年のはじめを祝う.
成人の日 1月の第2月曜日 おとなになったことを自覚し,みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます.
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび,国を愛する心を養う.
春分の日 春分日 自然をたたえ,生物をいつくしむ.
昭和の日 4月29日 激動の日々を経て,復興を遂げた昭和の時代を顧み,国の将来に思いをいたす.
憲法記念日 5月3日 日本国憲法の施行を記念し,国の成長を期する.
みどりの日 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し,豊かな心をはぐくむ.
こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ,こどもの幸福をはかるとともに,母に感謝する.
海の日 7月の第3月曜日 海の恩恵に感謝するとともに,海洋国日本の繁栄を願う.
山の日 8月11日 山に親しむ機会を得て,山の恩恵に感謝する.
敬老の日 9月の第3月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し,長寿を祝う.
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ.
体育の日 10月の第2月曜日 スポーツにしたしみ,健康な心身をつちかう.
文化の日 11月3日 自由と平和を愛し,文化をすすめる.
勤労感謝の日 11月23日 勤労をたっとび,生産を祝い,国民たがいに感謝しあう.
天皇誕生日 12月23日 天皇の誕生日を祝う.

第3条
1.「国民の祝日」は,休日とする.
2.「国民の祝日」が日曜日に当たるときは,その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする.
3.その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る.)は,休日とする.
以下,省略

今日はこれまで.