最近は記憶力が弱ってきたように思いましたので,以前より積極的にメモを取る習慣をつけました.
ところが,メモで記憶力をカバーできるかと言うとそうではなく,むしろ安心して忘れる習慣がついてしまいます.
いろいろと研究・考察した結果,目指すべきところは以下の様にメモと記録を取っていくようにします.
メモの取り方
要点だけを思い出すヒントとして,一文字(最大2-3文字)だけメモします.ただし,ストーリー性の無い数字や形,記号,数式,知らない用語などはそのまま大き目に書き出します.
記録の取り方
記録はメモをもとにして半永久的に残すものだから,別人(将来の自分)が読んでも理解できるように文を省略せず,簡潔な完全文で残します.
なるべく短文(または箇条書き)にします.まだ記憶が鮮明なうちに空き時間を利用してメモを文章化しておきます.
メモの再利用
メモは短期的に記録して思い出すためのものなので,短い方が現場に集中できます.漢字1,2文字でも思い出すためのヒントになるので,あとで記録を取るときのヒントになります.
この方法だとメモを取る際に要点を見つけ出す作業に集中できるので,文章でメモするより,現場への参加度が強まり記憶にも残ります.
また,後日メモを開けば,思い出すためのヒントとして,記憶再定着の道具になります.読書時の目次などもメモ化して各章を数文字で書き出しておけば,内容を思い出すためのヒントとして使えます.
メモは数年すると,忘却によって詳細を思い出せなくなります.過去の自分と今の自分は感覚や経験量が違うのです.
ですから,記録を取るときは,別人に説明するくらい丁寧でちょうど良いと思います.私が過去に取ったメモも記録も今となっては半分くらいしか書いた時の状況を思い出せません.
現場でのメモと将来の自分の為の記録は,それぞれ別の目的があることを念頭においておかないと,効率が悪いものとなってしまいます.
今日はこれまで.
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