山河海空

自然から日常生活まで,独自の視点でみていきます.

低負荷運動を無意識に行う習慣を身に付けましょう(1)身体的精神的リラックスの習慣

低負荷運動 私は長い間様々な運動をしてきましたが,どちらかと言うと高負荷で高速な運動に偏りがちでした.数年前からはウォーキングなどの低負荷中速の運動を始めましたが,屋内での低負荷運動はほとんど注目していませんでした.ところが低負荷運動は体調や気分を整えるのに適していることに気が付きました.今日は屋内での低負荷運動について見ていきます.

長い時間机で仕事をしていると肩が凝ったり首が痛くなったりしてきます.そんな時に軽い運動で肩を上下したり首を回したりしていませんか.チョットだけですが効果はあります.もし,このような軽い運動を積極的に取り入れてさらに「ながら」で別のことができれば良いと思いませんか?

一方,小学生などは長い間座り続けていたりすると自然に貧乏揺すりを始めたりします.マナー上好ましくないので,ダメという事になっています.その代わりにペン回しをしたり,ノートにいたずら書きをしたり皆それぞれ独自の精神的ストレス解消方法を見つけています.そして,多くの子ども達が体育や遊びでストレス解消をしています.

これらの事実をあわせてみると,運動は身体的なストレスと精神的なストレスの両方に効果があります.誰でも気が付いていると思います.でも,なんとなく運動せずにストレスを溜め込みます.

身体的あるいは精神的に疲れているときには運動したいという気持ちや気力が起きないのです.特に高負荷の運動などは敷居が高いので何らかの方法でモチベーションを上げておかないとやる気が出ません.運動するためのウエアやタオル等の準備も必要です.

一方,低負荷の運動は比較的敷居が低いです.しかし,多くの場合もっと簡単で楽な方法,例えば食事だとかお茶だとかお風呂だとかに流れてしまいます.

もちろん食事やお茶やお風呂が悪いという事ではありません.むしろ非常に効果的です.でも,そればかり続けていると弊害が出てきます.人は食べ続けるわけにはいきません.いつもお風呂に入れる状況にはありません.

もし,メニューに低負荷運動を加えておけば選択肢が増えます.でも,運動はチョットだけ敷居が高いのです.なかなか続きません.このチョットだけ高い敷居を乗り越える方法が低負荷運動の習慣なのです.

次回は自分の低負荷運動の習慣の身に付け方についてお話しします. 今日はこれまで.ではまた.