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第19週の花 この花知ってる?知らん---そうシランです.立夏の頃 紫蘭の花咲く季節

紫蘭

八十八夜,立夏と季節は春から夏へ移り変わろうとしています.五月の始めには連休があり外に出る機会も多いことと思います.ちょっと歩いてみれば道端には花,花,花と新緑に満たされています.暑くなく寒くなく過ごしやすい陽気です. さて,写真の変わった形をした花,よく観察すれば決して忘れない特徴のある薄赤紫の花ですね.漢字で紫蘭と書きます.

まずは,花を拡大して観察してみましょう.不思議な形ですね.一度みたら忘れがたく,他のものと区別しやすい形です.そして花言葉は「あなたを忘れない」「美しい姿」など,なるほどと頷いてしまいます.

紫蘭

シラン(紫蘭)データ

学名 Bletilla striata (striata : 縞模様のある) ラン科:Orchidaceae シラン属 : Bletilla 英名:Hyacinth orchid

花の特徴:茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し,花径4センチくらいの紅紫色をした花を7,8輪つける.花被片は6枚である.唇弁は3つに裂け,そのうちの真ん中の裂片には内側に襞がある.

葉の特徴:葉は長さ30センチくらいの披針形で,茎の下部から4,5枚が生える.葉には平行脈があり,つけ根の部分は鞘状で茎を抱く.

園芸分類:山野草

形態:多年草

原産地:日本、中国、台湾

草丈/樹高:30~60cm

開花期:5月~6月

花色:紫,赤,白

耐寒性:やや弱い

耐暑性:強い

特性・用途:落葉性,初心者でも育てやすい

分布:野生のものは準絶滅危惧種.しかし栽培品として広く普及しており,種子が飛散して栽培逸出することもあるため,野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しい.

絶滅危惧種と言われているが,都内でも空き地に見つけることができる.これは庭などに植えてあるものの種が運ばれて育ったのでしょう.野山に出かけた時に探してみたいものです.でも,絶滅危惧種なので決して摘み取らないように!

同じような色でオオムラサキツツジが咲いています.連休が終わるころには全開状態も終わりです.あれだけ咲き誇っていたユキヤナギももう花はありません.ツバキもサクラもヤマブキも花は跡形無く消えてしまいました.これからはサツキ,ハナショウブアジサイの順でしょうか.季節の移り変わりは早いものです.

今日はこれまで.ではまた.