状況
2017年12月04日月曜日から12月08日金曜日までの日足の動きですが,陰 陽 陰 陽 陽 となっています.
12月04日月曜日から3日間で下値を固めたあと12月7日木曜日は大幅に上昇して月曜日の最高値に到達しました.
翌日金曜日は週の最高値を越え,雇用統計の発表を迎えました.雇用統計の発表での上下動は一日の値幅内で吸収し,上値に挑戦しました.値は1カ月まえの高値圏に再び入ってきました.
分析
一ヵ月前の高値を付けたダブルトップのネックラインを上抜けしました.ここから上は多くの節目がありますので,複雑な動きが予想されます.
木金の2日間で25MAを完全に上抜いています.
来週のドル円関連イベント
12/12(火) 22:30 アメリカ・生産者物価指数(前月比/前年比/コア・前月比/コア・前年比)
12/13(水) 22:30 アメリカ・消費者物価指数(前月比/前年比/コア・前月比/コア・前年比)
12/14(木) 00:30 アメリカ・週間石油在庫統計(原油在庫/ガソリン在庫/留出油在庫) 04:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)(上限金利/下限金利)
13:30 日本・鉱工業生産(確報値)(前月比/前年比/前月比)
12/15(金) 08:50 日本・日銀短観(大企業製造業・業況判断/大企業製造業・先行き/大企業非製造業・業況判断/大企業非製造業・先行き/大企業全産業・設備投資)*
22:30 アメリカ・ニューヨーク連銀製造業景気指数 23:15 アメリカ・鉱工業生産指数(鉱工業生産指数/設備稼働率)
今日はこれまで.ではまた.
*注:日銀短観(大企業製造業・業況判断) 正式には「全国企業短期経済観測調査」と言います.景気動向を把握するために,約1万社の企業を対象に,3か月に1度日銀が実施する調査です.
企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか,といった項目に加え,売上高や収益,設備投資額といった事業計画の実績・予測値など,企業活動全般にわたる項目について調査します.日銀が金融政策を行うにあたっての重要な判断材料の一つとして利用します.大企業は資本金10億円以上の企業.4月初旬・7月初旬・10月初旬・12月中旬に発表します.