Googleカレンダーのイベントの中に自動生成で将来まで休日を追加してしまったデータの修正方法(自メモ)
最近のGoogleカレンダーは非常に使いやすくなり,iPhoneやiPadでも直接アクセスできますので便利です.特にiPhoneの純正カレンダーの一ヵ月表示にはイベント名が表示できないのに対し,Googleカレンダーでは表示できるので使いやすいです.
問題点
数年前から同期などの関係でGoogleカレンダーを使用していました.何らかの方法で休日をイベントの中に加えてしまっていたので,イベントと休日が同色で表示されてしまいます.別色の休日を加えて表示もできますが,二重表示になってしまいます.また,休日が法的に変わっているのに,旧休日の表示のまま表示され続けています.
経過
休日は自動生成されてしまいますので,端末から将来分まで全て消去するのは大変です.
ウェブで調べると,対象ファイルである.icsファイルはWindows Outlookで編集できるとのことですが,私は数年前から使っていません.わざわざインストールするのも面倒なのと,旧バージョンなので不安があります.
そこで,.icsから.csvへの変換を試みて修正後ファイルをGoogleカレンダーへインストールする方法を試しました.ところが修正済み.csvをGoogleカレンダー読み込めず,失敗しました.
解決
常時使用しているThunderbirdにカレンダー機能があることを思い出し,この機能で.icsをインポートし編集した後,.icsでエキスポート.このエキスポートファイルをGoogleカレンダーへインストールしたところ読み込み成功しました.めでたし,めでたしでThunderbirdに大感謝です.
実際の作業には,カレンダーデータのファイルの複製や,Google別アカウントでのテスト,Googleカレンダー上のデータの削除作業など万一に備えた作業も行っています.
まとめ
Googleは頻繁に仕様変更があるので,その都度でーたをアップデートしておかないと過去の貴重な個人データを失う場合もあります.
将来のことも考えて,標準的なアプリケーションで読み込めるファイル形式でバックアップを残しておかないと後日に編集不能となってしまいかねません.特にカレンダーなどは10年以上の個人の記録なので,失われると痛いです.将来のことも考えてデータのバックアップとアップデート方法を考えておきましょう.
今日はこれまで.ではまた.