状況
2017年11月06日月曜日から11月11日金曜日までの日足の動きですが,陰線,陽線,陰線,陰線,陽線となっています. 11月06日月曜日に114.73の高値で前回高値を抜いた後,下落し,翌日07日火曜日に戻したけれど,結局最後の10日金曜日まで下がり続け,MA25にタッチした後レンジ中央付近のバンドに同時線に近い陽線で戻っています.
分析
今週は概ね下がり続けましたが,レンジ内の動きでしかもMA25タッチしながら切り上げています.下から上への傾向はまだ残っていますので,形状的には上限の壁を抜きに行くパワーは残っています.
来週のイベント
11/14(火) 22:30 アメリカ・生産者物価指数
11/15(水) 22:30 アメリカ・消費者物価指数,小売売上高*1
11/16(木) 00:30 アメリカ・週間石油在庫統計 06:00 アメリカ・対米証券投資 22:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数2,新規失業保険申請件数 23:15 アメリカ・鉱工業生産指数3
11/17(金) 22:30 アメリカ・住宅着工件数
注:特に大きな影響力のある発表
*1 アメリカ・小売売上高
米GDPの約3分の2を占める個人消費傾向がわかります.毎月第2週(夏時間:日本時間午後9時半,冬時間:日本時間午後10時半)に発表されます.
*2 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数
製造業の景況感を把握する際に利用され,フィラデルフィア連銀の管轄地域に限られるが,ISMとの相関が比較的高い.企業活動指数の注目度が高いが,仕入れ単価指数や販売価格指数も注目される.0が分岐点.毎月第3木曜日(夏時間:日本時間午後11時,冬時間:日本時間午前0時)に発表.
*3 アメリカ・鉱工業生産指数
鉱工業部門の生産動向を指数化したものです.GDP統計が四半期毎なのに対して,鉱工業生産指数は毎月発表されます.景気実態の速報性が高い指標です.毎月14〜17日(夏時間:日本時間午後10時15分,冬時間:日本時間午後11時15分)に発表されます.
今日はこれまで.ではまた.