本書は昔から世間を騒がせてきた超能力,心霊写真,UFO,未来の予言などの謎解きをしています.
つまり,どのようにしてこのような現象が発生したのか,果たして真実なのかについて科学的,合理的に分析しています.
本書を読み終えてみると,世界は広いので1%位は不思議な現象もあるのではと思っていた期待(?)が消えてなくなりました.
手品の仕掛けを知ってしまうと楽しみが無くなるのに似ていて,残るのはどのように演技して欺いているのかという技術的な精巧さとか,どうして多くの人が信じてしまったのかという人間の脳の不思議さを知るだけになってしまいます.
超常現象についての期待が失われてしまうので,果たして本書をお勧めしてよいのかどうか.
世界の終わりの予言について心配しなくてすむようになるので,個人的には高校生の頃に読んでおきたかった本です.
書名: 謎解き超常現象
著者: ASIOS
出版社: 彩図社
参考
今日はこれまで.
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